2012年7月14日土曜日

OSS(Open Sourse Software)を使う上での注意点

最近のソフトウェア開発では、オープンソースの利用は一般的になっている。

必要な機能をすでに誰かが開発していて、それを無料で使用できるなら、誰もが使いたくなる。それにより、リソースを更なる新規開発に注ぐことができる。極めて合理的な考え方だ。

ただ、オープンソースのソフトウェアを「タダで使えて便利なもの」との認識しか無く使用すると、後々面倒なことになる。一般的に公開されているオープンソースは、改変して用いるとエライことになるのだ。

オープンソースを使用する場合には、その利用規約に合意する必要がある。細かいところまで読まずに用いる人も多いと思うが、"配布"、"使用"を認めてい ても、"改変しての使用"では、ソースコードの公開が求められる。しかも、改変箇所だけでなく、その他の全てのソースコードを、だ。

組み込みソフトであれば、メモリ確保の仕方など、既存のライブラリを改変したくなることもあるだろうが、何も考えずに改変してしまうと、ソフトウェア全てを丸裸にする羽目になってしまう。

流行に乗ってOSSを使用するときには、ご注意を。

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