2012年9月22日土曜日

パナソニックのエアコンが改悪

少し前のニュースですが。
パナソニックで販売していた、スマフォから電源ON/OFFできるエアコンが、何かしらの法律に合致しないという理由で大幅に機能削減されました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000535-san-bus_all


削られたのは、「スマフォから電源ON」する機能。
エアコンを外部から操作してやることといったらこれしか無いでしょうに、これを削ってスマート家電とか良く言えたもんです。


夏の暑い日、仕事から帰るころに部屋が冷えていたらどんなに良いか。
暑がりの私にはとても欲しい機能です。
法律変えちゃえばいいじゃん、と思いながら、こんな回避策どうよ?と思いつきました。

・まず、ネットワークに常時接続可能なリモコンを用意します。
・ネットワークにつなげた状態で、リモコンをエアコンのほうに向けておきます。
・外出先からそのリモコンを操作してエアコンの電源をONします。

これならエアコンは操作していない!って言えないかしら。。。

ネットワーク接続できるリモコンっていくらで作れるの?とか、
スマフォとの認証どうするの?とか
電源どうするの?とか
色々と課題ありそうですが、各社のエアコンを操作できる万能リモコンみたいな感じで売り出してくれれば、私買いますよ。5000円くらいなら出します。
どこかの中小企業さんいかがでしょう?

エクストリーム英単語というアプリ

最近、スマートフォン(Android)で英単語学習アプリを使っています。
その名も「エクストリーム英単語」。

まあただの単語アプリなんですが、なかなか効率良く復習させてくれて便利です。

単語学習は、1回十問のテスト形式で行います。
一度学習した単語には、それぞれ「習熟度」というものが設定されており、成熟度に応じた頻度で、過去に学習した単語がテストに出てくるのです。

英単語って一度覚えても、しばらく使っていないと忘れてしまうので、忘れかけたころに出てきてくれるのがありがたいです。

記憶の忘却曲線ってのもありますし、効率的に憶えられるんじゃないでしょうか。

あとは自分で単語が追加できたら便利なんですけどね。。無料だし文句は言えないか。。。

2012年9月2日日曜日

限界利益(marginal profits)

会計の勉強中に出てきた言葉。

限界利益?
利益の限界ってことは、「これだけ利益が出れば経営が続けられる」ってラインのこと?

と思ったら、大きく違うようで。。

Wikipediaによると、
「売上が1単位増えることで増える利益のこと。」
とのこと。

要するに、製品を一個売るごとに得られる利益が、その製品の「限界利益」ということか。

なんで「限界」なんだろう・・・

開発現場で感じる企業文化の違い

私はソフトウェア開発をやっています。

一言でソフト開発と言っても、使用する環境、ハードウェア、顧客によって、開発手法や求められる品質も様々です。

たとえば、原子力発電所やスペースシャトルのシステム開発であれば、事故が起きたときの被害が甚大となるため、最大限に高い品質が求められるでしょう。ソフトリリース後にバグが見つかるなどもってのほかです。
自動車などもこれに近い開発品質が求められます。時々リコールしてたりもしますが。。。

これに対して、たとえばiPhone向けのアプリ。
iPhoneのアプリが暴走して死亡事故が起こった!なんてことは起こりえません。
バグがあっても、大きな被害は起こらないし、修正したファームをアップデートしてしまえば済みます。
このような開発では、高い品質(堅牢さ、丈夫さという意味での) よりも、新規性、開発スピードを求められます。

この二つの開発チームには、それぞれ異なる文化があると言え、一緒に仕事をしようとすると、その文化の違いに不満がでることになります。

前者の開発現場は成果物の品質の低さに、後者の開発現場では成果物ができるまでの期間に、それぞれ不満が出てきます。

同じ会社内であれば好き勝手言い合うことができるでしょうが、別会社に委託してたりなんかするともう大変です。
どちらも自分たちの手法に相手を合わせようと躍起になるでしょう。

携帯電話の開発などは、このような苦労が尽きないのではないでしょうか。
電話の基本機能を落とすわけにはいかない。十分な品質を保ちつつ、しかし革新的な機能も追加したい。

開発現場ではもやもやした感情が渦巻いていることでしょう。
このような環境で、いかに品質の高い成果物を作るか。
これは、長年高品質な製品を製作してきた、日本企業の課題であり、他国から一歩先を行くことができるポイントではないかと思います。

ソフトにしろハードにしろ、開発をアウトソースするケースはこれからどんどん増えてくるでしょう。
その状況下で、製品品質を保つことは容易ではありません。
しかしこの点で、日本企業は他に先行していると思うのです。

高速に、高品質に。
これを実現できるシステム作りとリーダー育成が、これからの製造業にとって重要になってくるのではないでしょうか。

2012年9月1日土曜日

アナザースカイに知花くららという人が出ていた

日テレで放送されている「アナザースカイ」という番組を、毎週録画して見ています。

有名人の「意外な一面」みたいなのを、海外ロケを通じて明らかにする、といった内容です。
出演者について知りたいとはカケラも思いませんが、旅行先として面白そうな場所が出てくるので、海外旅行好きな私は欠かさず見ているのです。

さて、昨日の放送のゲストは、知花くららさん。名前聞いたことあるなーと思ったら、昔ミスユニバースでいいところまでいった方だそう。
行き先はザンビア共和国。
ビクトリアフォールズがとても綺麗そうだったので、頭の中の行きたいところリストに追加。
私にとっては、これだけで見た価値があるのです。

さて、いつもならここで終わりなんですが、今回は予想外に考えさせられました。

ザンビアは、知花さんが昔、国連の食糧援助でやってきたところだそうです。
街中はそれなりに発展しているようですが、農村地域はやはり貧しく、学校に行けない子供も多いそうです。
知花さんは、ボランティアをしながらも、自らの支援によって救われる人が非常に限られているという現実に直面し、支援に意味があるのかといったことを思い悩んだそうです。

これを見て、今年カンボジアで会った子供たちを思い出しました。
カンボジアのアンコールワット近くの、特に小さめの遺跡に行くと、子供たちが土産物を売り歩いています。
僕が出会った少女は、ポストカード10枚を1ドルで売っていました。

これは、カンボジアの街中の値段と比べても、非常に安い値段です。
僕は、「お買い得だから」という理由で彼女からポストカード10枚を1ドルで買いました。

5枚で5ドルと言われても決して高くないと思います。
けど、僕は10枚1ドルで買いました。
彼女は一日ポストカードを売っていくら稼ぐんだろうかとか、学校には行ってないのかな、少し多めに払ってあげたらこの子は喜ぶのかな、と思いながら1ドルを払いました。

1ドルのものを2ドル、3ドル買おうとするのは、めぐんであげているような、傲慢さを孕んでいるような気がしてしまうからです。
この考え自体、傲慢な気がします。
安全で裕福な国で育った僕には、貧しい国の貧しい地域で育っている子供たちへの接し方が分かっていません。
今のところは、ただただ対等に、と思っています。分からないが故の接し方で、これが正しいかどうかは全く分かりません。