2012年7月22日日曜日

GALAXY NOTEでのメールについて

1ヶ月ほど前、AndroidタブレットのGalaxy Noteを購入しました。

サイズ的にちょうど良いというのと、何よりNTT docomoの料金プランが意味不明で、スマートフォン1台よりもメインスマフォ+タブレットのほうが利用料が安かったためです。

で、
メインのスマフォ(Xperia acro HD) => 通話+Wifi
サブのタブレット(Galaxy Note) => テザリング
という運用をしていました。

なので基本的にGalaxy Noteは寝る前のネットサーフィンくらいにしか使っていなかったんですが、彼女の提案で手書きメモをメール添付してみました。
すると、これが意外に面白いです。

ただ単にメールの文言が手書きになっただけなんですが、思いを伝えやすさは絵文字の比ではありません。
メインの端末ではないのでなかなか使わないんですが、休みの日などは手書きメールを送るようになりました。

全く思いもしなかった使い方ですが、これは少し浸透すれば大流行、更にはメールのスタンダードになるかも?と期待(?)しています。

2012年7月15日日曜日

日本郵便大阪支店に著しく気分を害された話

有給をとって家でゆっくりしようと思った日、簡易書留の不在票が入っていたことを思い出して再配達を頼みました。

朝9時半頃。不在票を見ながらインターネットで再配達手続きをしました。
当日の12:00-14:00で時間指定したので、午前中に買い物に出かけて昼からは家で映画を見ていました。

15:00くらいになって、音沙汰が無いことに気づき、郵便局に電話しました。
荷物が届いていない旨を伝えると、「確認いたします」と言われて3分ほど待たされました。
確認してきたという郵便局員曰く、
「11:30頃に自動音声でご依頼いただいたようですが、漏れていました。」
とのこと。

”そんな時間だったっけ?”
”インターネットで申し込んだのに漏らすなよ”
と思いながら、いつ届けてもらえるのかと聞くと、さらに確認が必要なので折り返すという返事。

10分ほど待って掛かってきた電話では、何を言いたいのか、こちらに否があるかのような言い訳を聞かされました。
「9:30頃にインターネットで申し込みいただいた後、11:30頃に電話でご連絡をいただきまして、そのお時間ですと12:00-14:00の時間帯には間に合わないということで、17時までの時間帯の予定で既に発送しております。」
とのこと。電話なんてしていません。携帯電話の発信履歴にも当然なし。意味が分かりません。


「仰っている意味がわかりません」
「結局いつ届けていただけるんですか?」
と言うと、再度「確認して折り返します」と。
何のために電話してきたんだよ。
ここらでいい加減イライラしてきました。

その後さらに5分ほど経って掛かってきた電話。

「やっぱり局内に残っていました。これから急いで発送します」

半官半民でやってるとこんなもんなんでしょうか。
クレームを言ったところで時間の無駄なのであんまり言いませんでしたが、発送が漏れていたことは仕方ないにしても、ミスの状況もロクに確認もせず客のせいにするなんて有り得ないです。

不在票を一度も入れずに1週間放置されたりしたので、前々から印象は悪かったですが、今回で決定的に嫌いになりました。

インターネット通販はヤマトや佐川が多いんですが、書留は日本郵便なんですよね。。。
昔ながらの郵便局だから安心、とかいう考えがあるんでしょうか?

送り元の会社に運送会社変更依頼をかけようか迷ってます。

2012年7月14日土曜日

クーポンビジネスの話

グルーポンをはじめとしたクーポンビジネスが、話題を集めている。悪い意味で、であるが。

問題となっているのは、ご存知のとおりのおせち騒動。”2万円のおせちが1万円!”として発売したが、届いたものは極めて低品質なモノ。さらに遅配まであったことから、グルーポンと発売元の飲食店が激しい批判にさらされている。

なぜこのようなことが起こったか?

その要因は、グルーポンのシステムを、”広告モデル”ではなく、"販売チャネル"として誤って捉えたことにあると思う。

本来、このようなクーポンビジネスは、"広告"としての機能を果たすべきものだ。
広告主はグルーポンに広告料を払ってグルーポンのWebサイトに 掲載してもらい、さらにサービスを格安で提供する。顧客はグルーポンのサイトから気になるサービスを格安で購入し、サービスを受けて気に入ればリピーター となってさらに金を落とす。クチコミで他人に広める、ということもあるだろう。また、クーポンを購入しなかった顧客にも、店名やサービス内容ぐらいは伝わ る。
Webでの情報伝達がすさまじいことを認めた上での、新しいビジネスモデルだ。

今回の騒動では、どれほどの人がこのビジネスモデルを正しく認識していただろうか。
顧客は、これを認識する必要はない。好きなサービスを購入するだけだ。きちんと調べてからクーポンを買え、と思う人もいるだろうが、認知度の低い店が広告を出すのだから、基本的にはそれは必要ないはずだ。広告主とグルーポンに正しい認識があれば。
グルーポンはどうか。インターネット上では、グルーポン側が無理な営業を行っているという説もある。1万円のものを5千円で作って、手数料5千円をグルーポンに払ってくれ、と迫っているという説だ。
この営業も、批判されているようだが、言い方がどうであれ、この支払い関係はおかしいとは思えない。グルーポンはあくまで"広告"であり、利益を出す場ではないからだ。

では広告主はどうか。今回のケースでは、明らかにグルーポンを広告として利用していない。"広告主"は真に広告主ではなく、販売主なのだ。利益が出ない値段で売るから広告になるところを、利益を出そうとするから無理が生じる。今回の騒動で"主犯"と言っていいだろう。
それを理解させないような営業をグルーポンが行っているとしたら、グルーポンも共犯といえる。

騒動によって、広告主(販売主)と、グルーポンには強い批判が浴びせられている。広告主、グルーポンともに反省するところは多いだろうが、このビジネスモデルそのものが廃れていくことはあってほしくない。
アイデアに満ちたすばらしい広告モデルだ。グルーポンその他企業と広告主が、モラルを持って発展させていってほしいものだ。

CRMとは

CRMとは、Customer Relationship Management の略で、顧客との関係を良好に保ち、リピーターとして囲い込むための手法のことだ。
商品の売買だけでなく、保守対応やクレーム対応など、いわゆるアフターサービスを強化して顧客の満足度を上げようとする手法だ。

情報システムを使ったものを指すことが多いようで、新しい言葉のようだが、このような考え方のビジネスはこれまでにも多くあった。

町の電気屋が自宅まで修理しにきてくれる、
服屋で顧客に合う服を勧める、など、枚挙に暇がない。
ICTを使うことでなにが変わるかというと、服屋の例でいう、顧客の好みの管理だ。
店員さんに顧客の好みを記憶してもらう必要がなくなるため、間違える心配もなく、別の店員さんに接客を受けても同一のサービスが受けられる。

このように、リピーターを囲うことを目的にした顧客管理をCRMというようだ。どのような分野のビジネスでも重要となってくる考えだろう。
 
 

時間は定額ではないという話

コストというのは、なかなか難しい概念だと思う。指標にはさまざまなものがあり、計算の仕方によって捉え方が異なってくる。

ある値段である商品を買う、またはある値段である仕事を引き受ける、
そういった場面で、その商品・仕事がコストに見合ったものであるかを判断するのは、簡単なようで難しい。そんなときのちょっとした考え方について述べる。

私はパソコンを買おうとしている。
近所の店舗Aでは5万円、自転車で30分行ったところにある店舗Bでは4万5千円だったとする。
こんなとき、私は自転車を走らせて店舗Bへ向かうだろう。

私は、自分の時間の単価の目安を、"2500円/時間" と考えている。仕事での残業代程度だ。
しかしこれはあくまでも"目安"である。私の時間の絶対的な単価ではない。状況によって単価は変わってくる。

簡単に言えば、仕事をしているとき、友人と飲んでいるとき、部屋でゴロゴロしているときで、その単価は異なるのだ。

友人と飲んでいる時間が最も大事だったとして、その時間を削らないと店舗Bに行けないならば、店舗Aで買ってしまおう、となる。
ゴロゴロしている時間は不毛だったとすれば、その時間を削って店舗Bに行って安く買うほうが得だ、となる。
普段取れない休みがとれて、その休みの間しか安売りをしていないならば、あきらめよう、となる。

時間の価値は一定ではないのだ。優先度を考えて、コストをかける。当たり前だけど忘れがちなことだ。

派遣社員をどう扱うか - 仕事に対する姿勢

ソフトウェアプロジェクトを進める上で、別会社からの派遣社員の存在は大きい。大枠を設計を行った後も、それなりのプログラミングスキルを必要とする業務が山のようにあるからだ。
派遣元の社員が設計を行い、プログラミングはそれを専門とする派遣社員に任せる、というのはごくごく一般的な話だろう。

さて、私も数人の派遣社員を取り仕切る立場にある。そのとき、部下となる派遣社員をどのように扱うべきか。今回はそんな話だ。

ソフトウェアの開発現場が、他の職場に比べて忙しいというのは、世間でも割りと有名な話だろう。デスマーチ、ブラックなんて言葉は、今や一般的だ。
私の職場も、下流のソフトウェア会社と比べればましだろうが、やはりそれなりに忙しい。残業代は出るものの、36協定なんて守られていない。
そんな状態なので、派遣社員の方々にも、残業や無理な勤務を要求することになることが多い。これを当たり前とするか否かだ。

世間では当たり前、残業代が出るだけまし、他のソフトウェア会社に比べれば、、、
という考えが私は嫌いだ。
定時に帰るのが当たり前、仕事よりも家庭、過労死なんて馬鹿げている、、、
これが私の考えだ。将来経営者になりたいと考えていても、これが私の考えだ。甘いと言われようが、日本人なら働けといわれようが、だ。

現在、私自身はもとより、私の下に就いた派遣社員の方々には、上述した考えで仕事をしてもらいたいと考えている。だから私はできる限り休みをとるし、休みをとるときに"すみません"は言わない。当然の権利だからだ。
派遣社員の方々は、相変わらず"すみませんがお休みいただきます"と言ってくるが、休みやすい雰囲気を作ろうと努めている。


このような話を、別の会社の同期などにすると、甘いといわれることが多い。社会人なら働かされてあたりまえ。上司によっては嫌な顔をする。休ませたいなら資格でも取って独立するしかない。会社の後輩ならまだしも、派遣社員なんて。などなど。

やはり日本の社会人ならばそんなものだ。
私はこれを変えたいと思いながらサラリーマンをしている。スムーズに仕事を進めて、適切に仕事を休み、派遣社員だろうと部下にもそうしてもらえるようにと考えている。

これが甘いか否かは、すぐにはわからない。
あと数年後、私のスキル、部下のスキルがどうなっているかだ。

下請法 - 小さな会社との取引はいつもより少しだけ気をつけて

ソフトウェア開発では、業務の一部を別会社に委託、請負することはよくある。むしろ業務委託無しには、基本的なソフトウェア開発業務は成り立たないだろう。

今回は、このような業務委託時に嫌でも関わってくる法律、”下請法”の話だ。

下請法とは、独占禁止法の補完法であり、大企業の下請け業務を行う中小企業が不遇な扱いを受けないようにと制定されたものである。業務委託元と委託先の企業規模に格差がある場合、必然的に委託先の企業の立場が弱くなる。このようなケースを救済するための法律だ。

下請法で対象となるのは、資本金3億円未満の企業。(資本金3億円以上の企業が業務委託元である場合)
下請法が存在するために何が変わるかというと、基本的な手続きは何も変わらない。ただ、支払いが遅れる、一度設定した納期を変更する、受け取った成果物に問題があって拒否するといったケースで、デリケートな対応が必要となる。
立場関係として、委託元>>委託先 という前提があるため、下請法ではとりあえず委託元に不利な捉え方で見られる。
・納期を変更した=>委託元が支払いを拒否したんじゃないか?
・成果物を拒否した=>成果物が不必要になったために無理な検査基準で落としたのでは?
といった具合だ。

そのため、あらかじめ取引契約で取り交わした内容を変更するような場合、期日等に留意し、委託先と合意が取れていることを書面で示しておく必要がある。
基本的に問題なく手続きしていれば大企業相手の取引と特に違いは無いが、合意が取れていても委託先の訴えによって委託元が告発されることも起こりえる。

問題なく、心配することなく業務を進めるためには、"とりあえず書面にする"心がけが必要だろう。

特許戦略の大切さ

技術開発に携わる人間には、特許戦略に対する正しい認識必要だ。
ソフトウェア開発の現場では、特許に対する認識が甘い印象がある。ソフトウェア開 発では、研究所の人間なりが開発したツールを使って顧客の必要とする機能を満足しようとする。そのとき、"必要だからこうする"だけなので、それが特許に なるかなどと考えないのだ。常に仕事が舞い込んできて忙しい職場が多いことも影響しているだろう。
これは、開発現場としては致命的な事態を引き起こしかねない。

情報技術、ソフトウェアは、他の分野と比べて技術の進歩が早い。そのため、常に新しい技術、機能の開発が求められる。そのようなところで新技術をの特許を取得すれば、他社の技術開発を遅らせ、新規参入をブロックすることができるため、非常に有効なのだ。

その事実を知らずに開発を進めれば、他社からリードを奪う機会を失っていることとなる。

それだけではない。ここまでになっていればよほどひどいケースだが、他社の特許を知らずに製品開発を進めていれば、気づけば他社特許を侵害していることさえある。出荷済みの製品に特許侵害が発覚すれば、賠償金支払い、販売停止までありえるのだ。

特許については、少し神経質になるぐらいでちょうど良い。

確率が操作できるという話

理系ばかりの飲み会で話題になった、確率が操作できるという興味深い話。

100個のうち、50個が当たりのくじがあったとする 何の作為もなくこのくじを引かせれば、当たりの確率は50%だ。
しかし、くじを引かせる側が、くじの入った箱や袋(くじそのものに細工する必要はない)にある細工を行う ことで、その当たり確率はいくらでも操作できるというのだ。
その一つの方法が、「仕切り」。例えば、箱の中に仕切りを入れて2つに区切れば、当たり確率を約25%まで落とすことができる。

その方法は、こうだ。区切った片側にはハズレくじを一つ入れておき、もう片方には残りの99個を入れておく。これで当たり確率は大きく下がるのだ。 まず、箱のなかに手を入れたとき、それぞれ50%ずつの確率で、仕切りのどちらから選ぶのかが決まる。 この時点で50%はハズレが確定する。 そして99個の方に手を入れた場合、その99個から当たり50を引き当てる可能性は、50/99、だいたい 50%だ。 つまり、当たり確率は、1/2×50/99となってしまうのだ。

これはほんの一例だ。 さらに極端な例をあげれば、 箱なり袋なりを51に分け、50に1個ずつハズレくじをいれ、残り一つに当たりを入れれば、あたり確率は1/ 51=約0.02、つまり  2% となる。 このように、確率は操作できるのだ。

一見間違いないと思っても、疑ってかかると真実が見えてくるかも?

OSS(Open Sourse Software)を使う上での注意点

最近のソフトウェア開発では、オープンソースの利用は一般的になっている。

必要な機能をすでに誰かが開発していて、それを無料で使用できるなら、誰もが使いたくなる。それにより、リソースを更なる新規開発に注ぐことができる。極めて合理的な考え方だ。

ただ、オープンソースのソフトウェアを「タダで使えて便利なもの」との認識しか無く使用すると、後々面倒なことになる。一般的に公開されているオープンソースは、改変して用いるとエライことになるのだ。

オープンソースを使用する場合には、その利用規約に合意する必要がある。細かいところまで読まずに用いる人も多いと思うが、"配布"、"使用"を認めてい ても、"改変しての使用"では、ソースコードの公開が求められる。しかも、改変箇所だけでなく、その他の全てのソースコードを、だ。

組み込みソフトであれば、メモリ確保の仕方など、既存のライブラリを改変したくなることもあるだろうが、何も考えずに改変してしまうと、ソフトウェア全てを丸裸にする羽目になってしまう。

流行に乗ってOSSを使用するときには、ご注意を。

ICTということば

ICTとは、Information and Communication Technology の略で、いわゆるIT(Informaion Technology)を少し広義にしたような言葉だ。
"情報伝達技術"といったところだろうか。

あまりなじみの無かったこの言葉も、情報・ソフトウェア系のセミナーなどでは頻繁に使用されるようになっているようだ。聞いた話では、海外ではITよりもICTのほうが一般的となっているという。

IT時代といわれ、情報が容易に入手できるようになり、その情報を、いかにして目的の人・モノに伝えるか、というところが重要となってきているという象徴だろう。

加齢臭とは何か?

某テレビ番組で見た面白い実験の話。

「男性は歳をとると臭くなる」
これは、世間でごくごく一般化してしまったイメージだ。

果たしてこれは事実なのか?を検証したというもの。

人が発する”ニオイ”とは、ホルモンや汗の分泌によって発生する。よくよく考えてみると、汗の量にしてもホルモンにしても、若い男性よりも老いた男性のほうが多く分泌しているとは考えにくい。

その番組では、目隠しした女性に老いた男性と若い男性のニオイを嗅いでもらうという実験を行い、8割の女性が若い男性のほうが臭い(良い匂いという意味でなく)と答えたという。

ではなぜ老いた男性は"クサイ"といわれるのか。
それには、世間の人々の持つ、オヤジ達へのイメージが関係しているという。
歳をとってデリカシーの無くなった男性の姿を頻繁に目にするうち、"老いた男性は臭いもの"というイメージによって、臭いを感じてしまうという。

人が簡単な思い込みで物事を判断してしまうことが分かります。
冷静に捉えることが大切ですね。


毎日風呂に入って歯も磨いているのに加齢臭を気にしている男性は、
「いわゆる"オヤジ"を感じさせる行動・身だしなみをとらない」
だけで、加齢臭から解放されるかもしれません。