2012年11月24日土曜日

顧客獲得コスト(Customer Acquisition Cost)


マーケティングの勉強で出てきた言葉。
ある商品、サービスの収益性、すなわち「その商品、サービスが儲かるものかどうか」を
検証する上では、生産コスト、利幅等の様々なポイントを考慮する必要があります。

その中に含まれる一つが、「顧客獲得コスト(Customer Acquisition Cost)」です。
ある取引を開始するために、
・顧客の職場に足を運んで説明した
・レストランで食事をした
・広告を出して宣伝した
など、新規顧客を獲得するために必要となるコストが、ここに含まれるようです。

この言葉を見て、最近見たあるニュース記事が浮かびました。
それは、

amazonで販売している家電製品が、原価割れしているのではないか?

というものでした。
その記事によると、amazonnの本業は価格競争に晒される事の無い「書籍」であるため、
そちらで利益を上げることで、その他の販売チャネルで赤字を出しても問題ない、とのこと。

特売商品で客を集め、抱き合わせで他の商品を買ってもらって利益を上げる、というのは
昔からよくやっていた手法ですね。
この「特売商品による赤字」も。この顧客獲得コストに当てはまるのかなと思いました。

マーケティングを体系的に学ばなくても、昔からの商売の知恵として身についているというのはすごいものです。
とはいえ、経済学とか経営学って経験を体系立ててまとめているだけだから当たり前かな??

0 件のコメント:

コメントを投稿