2012年9月1日土曜日

アナザースカイに知花くららという人が出ていた

日テレで放送されている「アナザースカイ」という番組を、毎週録画して見ています。

有名人の「意外な一面」みたいなのを、海外ロケを通じて明らかにする、といった内容です。
出演者について知りたいとはカケラも思いませんが、旅行先として面白そうな場所が出てくるので、海外旅行好きな私は欠かさず見ているのです。

さて、昨日の放送のゲストは、知花くららさん。名前聞いたことあるなーと思ったら、昔ミスユニバースでいいところまでいった方だそう。
行き先はザンビア共和国。
ビクトリアフォールズがとても綺麗そうだったので、頭の中の行きたいところリストに追加。
私にとっては、これだけで見た価値があるのです。

さて、いつもならここで終わりなんですが、今回は予想外に考えさせられました。

ザンビアは、知花さんが昔、国連の食糧援助でやってきたところだそうです。
街中はそれなりに発展しているようですが、農村地域はやはり貧しく、学校に行けない子供も多いそうです。
知花さんは、ボランティアをしながらも、自らの支援によって救われる人が非常に限られているという現実に直面し、支援に意味があるのかといったことを思い悩んだそうです。

これを見て、今年カンボジアで会った子供たちを思い出しました。
カンボジアのアンコールワット近くの、特に小さめの遺跡に行くと、子供たちが土産物を売り歩いています。
僕が出会った少女は、ポストカード10枚を1ドルで売っていました。

これは、カンボジアの街中の値段と比べても、非常に安い値段です。
僕は、「お買い得だから」という理由で彼女からポストカード10枚を1ドルで買いました。

5枚で5ドルと言われても決して高くないと思います。
けど、僕は10枚1ドルで買いました。
彼女は一日ポストカードを売っていくら稼ぐんだろうかとか、学校には行ってないのかな、少し多めに払ってあげたらこの子は喜ぶのかな、と思いながら1ドルを払いました。

1ドルのものを2ドル、3ドル買おうとするのは、めぐんであげているような、傲慢さを孕んでいるような気がしてしまうからです。
この考え自体、傲慢な気がします。
安全で裕福な国で育った僕には、貧しい国の貧しい地域で育っている子供たちへの接し方が分かっていません。
今のところは、ただただ対等に、と思っています。分からないが故の接し方で、これが正しいかどうかは全く分かりません。

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